※質問答弁ともに共産党市議団のHPから引用しました。
古谷議員「他都市の実践例がある。第三者の知見を使い検討を」
次に中学校給食について伺います。 全員喫食に踏み出される決断をされたことは高く評価します。ぜひ今後の検討の中では、当事者の中学生・小学生からも意見を聞いていただきたいと思います。
また、せっかく他都市で様々な実践事例が豊富にある中学校給食ですから、内部検討だけではなく今までの内部での検討をもとにした第三者を入れた幅広い知見を使って検討を行うべきだと思いますが見解を伺います。
山中竹春市長「第三者の知見を取り入れることを検討する」
全員喫食を目指し、まずは教育委員会を中心に課題の整理や実施スケジュール等の検討を進めてまいります。その中で、必要に応じて第三者の知見を取り入れることを検討してまいります。
古谷議員「自校や親子の可能性を探り調査を見直し、親子の実施を」
今まで様々内部で調査されたことは、私たちも受け取っていますし、理解しています。今まで調査されたことも、あらためて、例えば自校や親子方式の実施可能校について、給食室の基準面積ですが、少し、例えば面積を減らした段階では実施可能校は増えるのかとか、そういう条件を動かした中で、実現の可能性を探っていただきたいと思いますし、どうやったら実施できるのかという視点をもって、今までの調査内容を見直すことも必要だと思います。
親子方式での中学校給食の実践が本市でも始まっています。金沢区の西金沢学園で実施をして、さらに緑園(緑園義務教育学校、令和4年4月開校予定)でも小学校の給食室を使い中学生分もつくる、いわゆる親子方式で原則全員喫食の形で実施されようとしています。
川崎でもセンター方式・自校方式を組み合わせて中学校給食が実現しています。現在の宅配型のハマ弁方式の中学校給食を実施しながらも並行して、財政的にも無理のない親子方式での実施を先の2校だけでなく、いま条件のある学校でも実施をしていくことでスムーズな全員喫食の中学校給食の導入になるのではないかと思いますが見解を伺います。
山中市長「建て替えなど課題整理し最適な手法を検討する」
施設一体型の義務教育学校では、校内に給食室があり、衛生的な配膳が可能なことから、例外的な給食提供を行っております。
その他の学校では、親子方式を始める場合、現在実施が困難な学校では、学校施設の建て替えが必要となります。こうした課題の整理を行い、あらゆる手法を選択肢に、最適な手法、また、実施スケジュールなどを検討してまいります。
古谷議員「給食維持しつつトライアルを増やして全員喫食導入へ」
今契約されている中学校給食の実施にあたっての契約期間は承知していますが、それを維持しながらも、少しずつトライアルするところをぜひ増やしていただくというのが、スムーズな全員喫食の中学校給食の導入になるのではないかと思いますので、改めて求めておきたいと思います。
第3回定例会での共産党一般質問(荒木由美子議員)の記録はこちらから。
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