'20.9.16 横浜市会 討論 中学校給食関連 【共産党】みわ智恵美議員(港南区)

 コロナ対策以外の事業補正で中学校給食準備事業がありますが、横浜市が始める学校給食法に則った中学校給食実施については、見過ごすことができない点があります。


来年度から横浜市は、工場でつくった弁当を配達する選択制デリバリー型給食を始めますが、私たちは、全国では学校調理方式等の全員喫食の給食に切りかえる事例が続いていることを、繰り返し述べてきました。しかも、学校給食でありながら、教育委員会は喫食率目標を2割とし、最大で3割の生徒への供給しか見込まれないとしています。

文部科学省告示の「学校給食実施基準」の第一条に「学校給食は、これを実施する学校においては、当該学校に在学する全ての児童又は生徒に対し実施されるものとする」となっていることは、教育長も議会の場で述べられました。


学校給食は、食に関する指導において「生きた教材」として活用され、みんなで一緒に同じものを食べて、食事の重要性、心身の健康、食品を選択する能力、食生活が自然の恩恵の上に成り立っていることへの感謝の心、社会性、食文化などに関する資質・能力が育成されることを目指しています。横浜市においても、中学校給食へと舵を切る今こそ、全員喫食の学校調理方式へと本格的に舵を切られることを要望いたします。




0 件のコメント :

コメントを投稿