'22.9.13 こども青少年・教育委員会【公明党】行田朝仁議員(青葉区)

行田議員「原則という言葉をどのタイミングで伝えるのか」

先ほどの担当部長のご答弁で、原則の範囲なんですけれども、今中期計画で「原則」って書こうということで今なっているわけですけど、原則の範囲をこれから検討するということであります。で中期計画が決まると原則という言葉が世の中に流れていく、それに向かっていろんな準備もしていかなければならない。もちろん、令和8年までにはですね、全員に選んでもらえるような努力というのは当然やっていくわけで。今の議論にもありましたけども、当然、必要な努力もアップしていかなきゃいけない、そういう対応を適宜やっていくんでしょうが、一方で午前中の議論の中で、これは横浜市教育委員会の点検評価報告の概要版、これいただいたやつの中の3ページ目のところで、中学校給食についての課題と今後の方向性の中でですね、これ1行目の最後の方から、1行目から読みましょうか。「横浜市は全国最大の生徒・教職員を抱えており、供給体制の確保は課題となりますが、給食を希望するすべての生徒に安全安心の給食を確実に提供してまいります」と、いうこういう書きっぷりなんですね。要は、希望するすべての生徒にと書いていて、これが今後の方向性と書いていつつ、一方では原則という言葉がなかなか理解するのが、止まってしまいそうなところがあるんですけども。

問題は、この原則という言葉をどのタイミングで皆様にお伝えをおしていくのか、範囲が決まっていない中でお伝えをしていく、ということでこの辺の理解が難しいなというふうに思ったんですけれども、質問の意図が分かりますでしょうか。ちょっとお聞きしたいんですけども。

田中中学校給食推進担当部長「中期計画を12月に決定後早く示す」

さきほどの令和3年度の点検評価報告書の記載なんですけれども、こちらはまだ中期計画の素案発表の前に執筆させていただいていたものということでこのような表現をさせていただいておりますが、その後市長の方から先日素案を発表させていただきましたので、現在では令和8年度から原則給食に方針を転換していくっていう方向で私ども、案を示させていただいたということで、今後、12月に向けましてまた議論をさせていただければというところでございます。

で、いつの段階からお示ししていくのかといいますか、しっかりと説明をしていくのかというところなんですけれども、12月に決定しましたらできるだけ早くと思っているんですけど、今のところですと、今小学校5年生が中学校3年生になったときから原則給食化ということになってきますので、そこを見ますと、令和6年に入学する生徒のみなさんに対してはしっかりと説明ができるように、学校と準備を進めていくというようなことでですね、準備をしていきたいというふうに考えております。

行田議員「選択制がずっと使われてきた。原則への移行どう伝えるのか」

それはそれでわかったわけですけども、どこのタイミングで伝えるか、今回中期計画の中にこれが出てくるのは、それはそれで原則って言葉を使いたい、それがあってこそ、トータルコストも含めて乗り越えられるっていうお考えだと思いますので、そこはそこで事情の分かる者からするとそうなんですけれども、一方で、この選択制という言葉がずっと使われてくる中で、ちょっと待ってよという声があるのも事実の中で、このへん丁寧な言葉が必要なのかなと。原則に移行するというふうに言いきっちゃって、一方でその範囲を検討するっていうふうな、さきほどの話からすると、この辺の書きっぷりというのはどういう風になるのかなという事はちょっと気になったんですけれども、ちょっと細かいところで申し訳ないんですけども、その辺ってどんな感じですか。

田中担当部長「原則利用の運用についてはしっかり説明の必要ある」

現在素案の段階ということで、私どもとしては、すべての生徒に満足してもらえる給食の提供に向けた体制を確保したいということでお示しさせていただきまして、今カッコ書きで「アレルギーへの対応などによる家庭弁当選択も可」としているんですけれども、生徒・保護者の皆様にご説明する段階ではこれがどういう制度、どういう運用でここをやっていくのかということをしっかりとご説明していく必要があると思っておりますので、それを令和4年の12月に決定しましたら詳細な制度設計を進めさせていただいて、きちっと示せるようにしていきたいというふうに考えているところです。

行田議員「開始まで時間ある。丁寧な扱いを」

中期計画が出るまでにそんなに時間がないわけですけども、その先がスタートするまで時間がありますから、そのへんは丁寧な扱いをしていただきたいなというふうに思います。

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