東議員「アレルギーと言って家庭弁当選ぶケースも出るのでは」
令和8年度以降の考え方についてなんですけれども、前回もお話あった際に、デリバリー方式というのが全員喫食における実現可能性が高いというということであったんですけれども、全員というのが、例えば、本当に子どもたちって正直なものですから、アレルギー対応の方が「家庭弁当も可」なわけで、子どもによってはデリバリーを食べたくないからアレルギーと言って家庭弁当を選ぶというケースも多々生じてしまうのではという心配もあります。実現可能性とリスク、両方を考えながら比べていかなければと思うんですけれども、そこはどのようにお考えでしょうか。
田中中学校給食推進担当部長「好き嫌いにかかわらず原則利用を想定」
先生に今おっしゃっていただいた部分につきましては、まさに今後「原則」の範囲をどうしていくのかというところが、今後検討しなければいけない検討課題かと思っておりますので、学校とも意見交換をしながら進めてまいりたいと思っております。
ただですね、「すべての生徒に実施するもの」とされている学校給食法の趣旨を踏まえて、好き嫌い等に関わらず、原則的には中学校給食を利用していただくことを想定していますので、そこを想定しつつ、一方で食物アレルギーですとか宗教上の理由などで様々な事情があってこの食材は食べられませんというような生徒さんにどう我々が対応していくのかというところは今後の課題ということで検討を続けていきたいと考えております。
東議員「小学校では何割がアレルギー対応か」
アレルギーの部分なんですけれども、ちなみに小学校の場合では何割位のお子さんがアレルギー対応、申告しているのでしょうか。
田中担当部長「約4%」
小学校の場合なんですけれども、全生徒の約4%程度がアレルギーをお持ちというデータがあります。
東議員「100%にはならない。リスクを考え進めて」
なので100%というわけにはいかないというのが前提にあって、この業者さん、デリバリーで今後契約などをしていく面でも果たして100%目指していいのか、それともある程度リスクを考えながら進めなければいけないのかというのはちょっとポイントになるかと思うので、そこもぜひ検討していただきたいと思います。
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