'21.9.10 横浜市会質疑 中学校給食関連【立国フ】ふじい芳明議員(都築区)

10日の市会第3回定例会で、立国フォーラムのふじい芳明議員が、中学校給食の実施について質問しました。質問は議員のホームページから引用しました。市長と教育長の答弁がありましたのでそちらは聞き起こし、質問と答弁を1問ずつのやりとりの形で書き換えました。
質問は、市第48号~市第50号議案(小学校建替工事等請負契約の締結)に関連したものです。

ふじい芳明議員「自校・親子含め全員給食検討を」

次に市第48号から50号議案について伺います。
本市では、学校施設の老朽化の現状を踏まえ、効率的、効果的に1校1校が最善の形で建替えを進めることができるよう「横浜市立小・中学校施設の建替えに関する基本方針」を策定し、計画的に建て替えを進めることとされています。
山中市長は、所信演説で中学校給食の全員喫食に向けて取り組みを進めて参りますと述べられましたが、今後建替えが本格化していく中で、例えば給食室の整備や、配膳室の整備を検討するなど、保護者から要望の高い、全員喫食の中学校給食の実現に向けた取組を進める機会と捉えることもできるのではないかと思います。
そこで、学校施設の建替えを契機に、これまで困難とされてきた自校方式・親子方式なども含め、改めて全員喫食の中学校給食の実現に向けた検討を進めるべきだと考えますが、市長の見解を伺います。

山中竹春市長「建て替え時の自校・親子検討する」

学校施設の建て替えを契機に全員喫食の中学校給食の検討を進めるべきとのことですが、中学校給食に関しては土地や学校の敷地、財源等の課題があることも承知しています。
建て替えによる自校方式や親子方式も含め、様々な手法を検討し、本市にとって最適な実施方法を導入したいと考えています。実現に向けて、まずは課題の整理、実施スケジュール等を検討してまいります。

ふじい議員「ニーズ把握や実施方法・スケジュール検討を」

これまで多くの方から横浜市でも全員喫食の中学校給食を実現して欲しいというご意見を頂き、立憲民主党・国民フォーラム横浜市会議員団でも市会での質疑や予算要望そして私ふじい芳明からも一般質問を通じ中学校給食の実現を強く求めて参りました。
成長期の中学生が栄養バランスの整った昼食を取ることは身体づくりの観点からも重要であり、また、子育て世代の負担を少しでも軽減するために給食を導入することは意義あるものと考えております。
しかしながら前市長や教育長からは、本市では小学校のような自校方式や親子方式やセンター方式については、コストやスペース問題で実施は困難と考えていると答弁されております。
一人でも多くの生徒に利用される中学校給食とすることが重要であります。希望する生徒に確実に給食が届くように、自校式、親子式、センター方式など、様々な視点から検討を進めていただきたいと思います。
そこで、全員喫食の中学校給食の実施に向けて、ニーズの把握や実施方法及びスケジュールの検討をすべきだと考えますが、教育長の見解を伺います。

鯉渕信也教育長「課題整理、スケジュールなど検討する」

ニーズの把握や導入方法等を検討すべきとの事ですが、市長から全員喫食の実施に向けてスピード感を持って取り組みたいとの意向が示されています。
多くの課題があることも事実ですので、そうした課題の整理や実施スケジュール等の検討を進めてまいります

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