『横浜市民アンケート』でいただいた声をご紹介③

2015年2月15日~8月31日にかけて行った「横浜市民アンケート」でいただいた給食のエピソードやご意見・ご要望を紹介します。

中学生のときは思春期でもあるため、お弁当でできてしまう〝差〟が、子どもたちの心に傷として残り、今でも心を痛めている意見が多くありました。
実際に、いじめの原因になってしまった、持参できない子がいた、親とけんかしてしまった、との話もあり、心身の成長を保障するために中学校給食が果たせる役割があるのではないかと感じます。

お弁当の『差』で親とケンカ(中区、10代)

小学校の時は給食があったのに、急にお弁当でみんな差があって、おいしそうな弁当の子がうらやましくてよく親と喧嘩した。

思春期…お弁当が親子ゲンカの種に(金沢区、40代女性)

中学でお弁当のとき、思春期の頃なのでお弁当の中身が寄ってしまったりすると恥ずかしく思い、母に悪いことをしたと今では思っています。お弁当が親子ゲンカの種になることが多かったのも事実です。

コンビニ弁当でいじめに(戸塚区、20代男性)

母親が働いていたので、負担が多かった気がするし、大変でした。友達が、弁当がいつもコンビニ弁当だったためイジメの原因になっていて悲しかった。

いじめ防止のため給食を(神奈川区、30代女性)

自分が中学時代、家庭の事情で弁当を持ってこられない子や弁当のおかずの内容によっていじめが発生していた。ぜひ給食にするべき。

給食があれば助かる子たくさん(青葉区、30代女性)

お弁当だと恥ずかしくて、隠して食べているという子がいました。それで学校に行きたくないと思う子もいるのではないでしょうか?栄養が偏ってしまう子もいるのではと考えると、やはり給食できちんと食べさせてあげるべきかと。共働きや一人親家庭が増えているなか、給食があるだけで助かる子がたくさんいると思います。

友だちのさみしそうな顔忘れられず(磯子区、30代女性)

お弁当持参であると、良い意味でも悪い意味でも家庭の色が出る。毎日コンビニなどで買った物を持ってきている友だちのさみしそうな顔が忘れられない。給食室などの整備を整えて、ぜひ中学校給食を実践してほしいと思う。