'22.4.21こども青少年・教育委員会【自民党】松本研議員(中区)

松本議員「喫食率をより高める中での選択制という認識か」

いろいろ今までの質問の内容を伺っていて共産党さんのほうから、全員喫食ありきという形での様々な提案があったわけでありますけども、あくまでも喫食率をより高めていくという中での選択制という認識で間違いないんでしょうか。まずそのへんを。

鯉渕信也教育長「給食の趣旨など含め検討せざるを得ない」

大桑先生からも言われていましたが、いろいろな状況のお子さん方がいらっしゃいます。そういうことも私ども重々承知しております。また、その一方で、給食としての趣旨というのもございますので、そういったことを両面含めて、今回は検討せざるを得ないと考えておりますので、今先生のご質問にまっすぐ答えることができないんですが、いろいろな検討の中で議会の先生方とも議論した上ですすめてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

松本議員「家庭弁当等を用意しづらかった4.3%の保護者への思いは」

今大桑先生からもね、子どもが食物アレルギーの問題がある、中学生になれば当然体形や発達度合いも違うというなかで、あと、野菜も、例えば野菜嫌いなんだけれどもこういう調理をすれば野菜は食べられるという子どももいる。そういった中で、やはり子どもに合った食事というのがあるのが当たり前だと思っています。

そういった中で、今回の報告の中で、さくらプログラムのアンケート結果なんですけれども、給食の利用を推奨されたために家庭弁当等を用意し辛かったという方が4.3%いらっしゃるわけなんですけれども、まあいろいろと配布物などを見ると、家庭弁当の良さということに関しては、また栄養の価値とかね、そういった部分についてはなかなか記載がされていないというなかで、さくらプログラムを見て、みなさんでいっしょにお弁当を食べましょうという仕組みを一生懸命推奨していくのは、僕もね、決して間違いではないと思うんだけども、この4.3%のね、保護者の方に対する思いというのは、教育長はどういう思いがありますか。

鯉渕教育長「家庭弁当の良さ広報しなかった。配慮検討しなければならない」

私ども中学校給食の喫食率を上げなければならないというミッションのもとで、私教育長になったとき、1.3%でございました。そういうなかでできるだけやってきておりますので、確かに家庭弁当の良さみたいなことを広報するようなことはなかったかと思いますが、改めて、こういうアンケート結果が出ておりますので、こういう方々への配慮というのも検討していかなければならないというふうに思った次第でございます。

松本「弁当の残りで子の体調わかる。家庭弁当の意義は伝えていくべきだ」

先ほど白井議員から残食率というのをお話された、学校給食で残しても誰も体調の変化だとかなぜ残したんだという感覚は、やっぱり学校の現場ってあまりないと思うんだね。これがお弁当であれば、例えば子どもの好きなお弁当を作ったのに残した、何か体調が悪いんじゃないかとか、あとは調理の仕方でもう少しこういうふうに工夫したらば栄養価が高い野菜ですとか、いろんなバランスのいい食事をつくれるんじゃないかというのもね、家庭弁当の一つの良さだと思うんで。

当然喫食率を上げるために教育長が頑張っているのはおおいに僕も評価している、それに、これを推進していただきたいというのも。やはりこういうアンケートの声がある以上ね、家庭弁当の意義というのはね、これは伝えていくべきだと思うので、これは、答えてくださいとは言わないけども、そういう行為も十分検討していただければと思います。副市長見解をお願いします。

伊地知英弘副市長「弁当作り楽しみの親もいるが状況もある。最適解を得たい」

先生の思い、よくわかります。中学校給食がなかった時代、ずっと保護者の方がお弁当を作り続けてきた。横浜市は小学校を卒業して中学校に上がったら親はお弁当を作らなきゃいけないんだ、それをその、楽しみにしている親御さんがいらっしゃるというのも事実だと思いますので、そういう結果がこういう数字に表れているんだろうというふうに思っています。

一方で、かなり共働きが増えてきたりですね、そういう状況もあって、お弁当はなかなか用意できないんだという状況も出てきていると。そういう状況のなかで、もっともよい、最適解は何なのかということをこれから考えなければいけないことだと考えておりますので、様々なご意見を伺いながらですね、最終的に最適解が得られればいいなというふうに思っているところでございます。よろしくお願いします。

 

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