全国9割の中学校で完全給食実施

文科省が毎年発表している学校給食実施状況の平成28年度(5月1日時点)分が10月31日に公表されました。※震災のあった熊本県を除く結果。
調査結果によると、完全給食を実施している公立中学校は90.2%(8390校/9305校)!!
昨年度の88.8%から1.4ポイント増となりました。

神奈川は最下位の27%、9割以上は74%!

神奈川県の実施率は27.3%、今年もダントツ最下位でした。

神奈川県は、学校総数が410校のうち、112校が完全給食を実施しています。
前年度は25.7%で、実施校が106校から112校へと6校増えていました。(母数=総学校数が減っています)

神奈川県の次に実施率が低いのは62.9%の兵庫県。
次は、滋賀県の65・7%でした。
他に6割台の自治体はなく、7割台が京都、佐賀、高知の3県でした。

一方、9割以上の自治体は35あり、全体の74.5%を占めています!
前年度は34自治体。三重県が74.7%から91.7%へと伸ばしました。
(今回の調査対象外の熊本県は、昨年度は97%)

ほかに、10ポイント以上伸ばしているのは、3自治体ありました。
①高知県13.5ポイント増の75.2%、②大阪府12.1ポイント増の81.1%、③広島県10ポイント81.8%です。

文科省統計表一覧(5番が都道府県別の実施学校数、エクセル)


文科省「食育を推進するため給食の実施を促している」

11月1日付「神奈川新聞」の報道では、この結果についてこう述べています。
文科省は食育を推進するため給食の実施を促しており「自治体など学校設置者の理解が着実に進んでいるのではないか」と分析している
神奈川新聞記事

国を上げて給食の実施が促されているのですから、横浜市、神奈川県にも、この事実を受け止めていただき、着実に推進するよう頑張ってほしいと思います。

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