ところが先生から聞くのは「今までと変わらないよ」という説明ばかり…
そこで、いいねの会で「何が変わるの?変わらないの?」をまとめてみました!
変わるコト😊
市が責任 今回始まる給食は、これまであった「ハマ弁」を学校給食法上の給食に位置付けるという「選択制デリバリー型給食」というもの。市が献立作成や衛生管理などに直接責任を持つことになり、少し安心です。
変わらないコト😢
選択制で30% この給食は「ハマ弁」と同じく申し込み制(選択制)です。その上、申し込んだ人全員に供給できる体制がないので最大でも30%の生徒しか食べることができません。
オマケ・変わっちゃうコト?!😵
よりよい給食を子どもたちに🍙
いいねの会は、全国最大の政令市・横浜こそ、みんなで食べるできたての中学校給食をやってほしいと思い、活動を続けています。
市教委の調査では、学校調理(自校方式)と隣接する小学校などの調理(親子方式)を組み合わせれば5割の中学校で給食ができるとわかっています。
市教委は、校舎建て替えに32年と長期間かかるため「公平性に欠ける」と言いますが、小中一貫校の西金沢学園では4月から親子方式が実施されます。できるところからよりよい形の給食を始めてほしいと思いませんか?
給食は食育の「教科書」📕
選択制について林文子市長は「食育の観点から」と言います。でも、家庭弁当・業者弁当・給食(ハマ弁)からの選択は本当に生徒の自由意志なんでしょうか。選ばざるをえないという事情もあるでしょうし、これでは食育になりえません。
できたての給食であれば食材の風味は損なわれず適温で配膳されるため、四季や時節に応じた食材や料理を先生も生徒も見て嗅いで食べられます。食育の一番は食を通して学ぶこと。給食は食育においての「教科書」です。一部の生徒にしか配られないのでは教材として不十分です。
また、昼食時間が15分と短い問題も残されています。よく噛んで食べるという食育の基本を実践するためにも改善する必要があります。
成長期の子どもたちに安心安全を👬
全国では選択制の中学校給食から全員制に切り替える自治体が増えています。
神奈川県のお隣・町田市では昨年、「成長期である中学生全員にできる限り早期に温かい給食を提供できる実現性の高い提供方式を選択する必要がある」として、選択制デリバリー方式から全員制センター方式への転換が決まりました。冷たい給食では利用者が増えないことに加え、新型コロナ禍を受けて現行方式では学校の運営状況に合わせた提供や災害時に求められる柔軟な対応が難しいとの判断です。
「ハマ弁」の喫食率は9%から始まり現在も11%にとどまります。2018年には積雪の影響で学校に届かない問題が起きました。町田市の検討結果は横浜市でも同様に言えることではないでしょうか。
中学生はおとなに向けた身体づくりの大切な時期。解決できない問題を抱え一部にしか提供できない給食ではなく、安心・安全で全員に提供される給食を始めてほしいですね!
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