林文子横浜市長とティー・ミーティング!④林市長は…?

約1時間のミーティング。
私たちの話に、林市長は「すべて共感している。全くおっしゃる通りだ」と受け止めてくれました😊
でも、中学校給食については、「優先度が低いとは言っていない。時間がないと難しい」と述べ、家庭弁当を基本に横浜型配達弁当を進める考えを示されました😣

今回は、林市長の考えと、私たちの会の考えを紹介していきます。

林市長は、中学校給食を実施しない理由について、三つの点で話されました。

「熱烈にお弁当づくりがやりがいとか、お子さんのためにやりたいという人もかなりいる」

ひとつ目は、「熱烈にお弁当づくりがやりがいとか、お子さんのためにやりたいという人もかなりいる」「給食は困るという保護者も多い」ということでした。
横浜市は他の市町村に比べて就労していない人が多い都市で、お弁当作りがやりがいとなっている保護者がとても多いとの話で、多くの保護者がお弁当を望んでいるということでした。

➤多くの保護者が給食を望んでいる
多くの保護者がお弁当を望んでいるという根拠は、林市長から示されなかったので引き続き、調べていきたいと思います。

私たちもお弁当を望んでいる人は当然、いらっしゃると思っています。でも、「給食は困るという保護者も多い」ということには疑問を持ちました。
私たちが集めた市民アンケートで3324人の96・6%の人が給食の実施を望んでいることが分かったからです。
周りのパパママ友と話していても、ほとんどの人が給食をやってほしいと言っていました。

「お金がない」「税収が足りない」

ふたつ目は、「お金がない」「税収が足りない」ということでした。
全国でお金の心配がないのは東京都だけで他の自治体は歳入不足とのこと。夕張のように再建団体になっては大変だと話されました。

➤「財政力指数」政令市で4位
「お金がない」ということはよく耳にします。でも、中学校給食を実施している多くの自治体は横浜より財政が豊かなのでしょうか。どうもすっきりしません。
そこで横浜市の財政がどうなっているのかちょっと調べてみました。すると、「横浜市の財政状況」(平成26年度 決算の状況)というページを発見!

16ページでは、主な財政指標を他の政令市と比較していました。自治体の財政力を示す「財政力指数」は、数値が大きいほど財源に余裕があるとされているそうですが、横浜市は、財政力指数が0.96と、なんと、20政令市のなかで4位
横浜市以外の政令市では、中学校給食を実施していたり、実施する計画があるんですよね。本当に「お金がない」からできないのでしょうか。

また、一気に実施するのが厳しいのであれば、約500校の小中学校にエアコンを四ヵ年で設置したように、何ヵ年かの計画で実施していくというのも大切かもしれません。

「建設用地が確保できない」

さいごは、「建設用地が確保できない。給食センターが建てられない」と話されました。
また、中学生があふれて教室が足りないので、135ある中学校内に調理施設を設けることもできないとも言っていました。

柔軟なやり方で
建設用地が確保できないという根拠は今後、詳しく調べたいと思います。
今、全国的に子どもの数が減っているという話を聞くので、中学生があふれているかどうかは、学校ごとに状況が違うと思いました。

例えば、学校内に調理室を整備する「自校調理方式」と、小学校の調理室から中学校に配送する「親子方式」を組み合わせるなど、柔軟な対応はできないのでしょうか。
 


今回の懇談を通じて、林市長の考えが分かって本当に良かったです。お互いの意見は違いましたが、率直に話し合えて良かったと思います。
みなさんは、林市長のご意見をどう感じたでしょうか?

私たちは、様々な課題はありそうですが、横浜市がやる気になればクリアできるのではと思いました💪
私たちは、活動をもっともっと盛り上げていきます。
中学校給食を望んでいる多くの方々と手を取り合ってがんばるぞ~👊👊👊👊

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