「デリバリー型給食」望んでる???

先日、「横浜学校給食をよくする会」が請願を出し(不採択)、林市長からお返事が届きました。
市教委が行った、保護者や生徒などを対象にしたアンケート結果から、「デリバリー型給食を望む多くの声がある」とわかったので実施を検討するとの内容です。

でも懇談会のアンケート、自校調理方式や親子方式について聞いてないじゃないですか・・

中学校給食には、学校で調理する「自校方式」や、小学校等から中学校に運ぶ「親子方式」など複数の方式がありますが、このアンケートでは他の方式について一切触れていません

一方、「いいねの会」のアンケートでは、市民3729人中3590人が給食の実施を望み、そのうち「自校調理方式」48%(1796人)、「親子方式」25%(938人)、「デリバリー方式」4%(134人)との結果を得ています。

このアンケートは、給食を実施して欲しいという市民の気持ちを意図的に「デリバリー型給食を望む」に置き換えているのではないでしょうか・・?

市教育委員会は、ホームページで以下のように説明しています。

当時146校の中学校を抱える横浜市では、給食実施には施設整備に多額の費用が掛かるだけでなく、給食室や給食センターの建設に必要な用地がないこと、全校実施までに長い期間がかかることから、「自校方式」「親子方式」「センター方式」による給食の実施は難しい

しかし、自校・親子の両方式は学校で調理するため、安心・安全でおいしく、食育の推進に最適な給食を作ることができます。横浜市でも実施の条件が整う学校は多くあります。全校実施までに長い期間がかかっても、整備に向けて真剣に検討すべきではないでしょうか。

「いいねの会」の過去の調査についてはこちらをご覧ください。

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