『横浜市民アンケート』でいただいた声をご紹介⑤

2015年2月15日~8月31日にかけて行った「横浜市民アンケート」でいただいた給食のエピソードやご意見・ご要望を紹介します。

中学校は義務教育ですので、全国では「学校給食法」に基づいて、給食が実施されています。
学校給食法には、栄養教諭による「学校給食を活用した食に関する指導」も行うよう書かれていることから、中学校・小学校での給食は、単なるお昼ご飯ということではなく、教育としての位置づけが高いものと考えられます。

今回は、教育・食育にかかわること、そのほかの観点についていただいたご意見を紹介します。


横浜の子だけ教育受ける権利享受できていない(30代、鶴見区、女性)

苦手なもの、食べ慣れない味に挑戦できるのが給食です。横浜の子どもだけ給食指導がないのは教育を受ける権利を享受できていないのと同じ。また、共働き世帯が増えている現在、世の中の流れに合っていない。給食を作る施設をおく土地や費用の問題が大きいと思うが、行政側の都合で子どもたちに給食を届けられないのはおかしい。市民が他県の子どもと同じ教育を受けられるように改善すべき。

給食室の見学は教科書よりインパクトある(40代、港南区、女性)

給食室に数人ずつ招待されて見学した。今でも記憶に残っている。牛乳も地元のもので牧場について学んだ。教科書より身近でインパクトがあり、大人になっても覚えている。

お弁当作る時間を子どもとのコミュニケーションの時間に(40代、旭区、女性)

お弁当を母に作ってもらったことは感謝していますが、その時間をもっと子どもとのコミュニケーションに使ってほしかった。一番多感な時期にもっと必要なことがあったと思うし、食育にもなると思います。

給食調理施設は災害時の炊き出し拠点になる(30代、南区、女性)

各中学校に給食をつくれる施設があれば、大地震等の災害時の炊き出し等の拠点にもなる。雇用の点、防災の点からみても給食実施を実現してほしいです。