ティーミーティングとは??横浜市のホームページより。
公募・抽選で決定した団体・グループを市長室に招き、市長とお茶を飲みながら気軽に意見交換をする事業です。
少し長文になりますので、3回に分けて報告します📢
まずは、いいねの会メンバーの話です。
●市民の声を受け止めて/ あっちゃん(活動紹介)
私たちの活動は2013年6月、Facebookでの情報発信という形から始まりました。一緒に活動するメンバーが増え、今年2月、会を正式に発足させました。今年4月には、ビートたけしのテレビタックルにメンバーが出演し、前市長の中田宏さんたちと中学校給食やお弁当について意見を交わしました。毎日新聞の全国版、朝日新聞の神奈川県版にも私たちの活動が紹介されました。
2月から横浜市民アンケートを集めました。実に3300人以上の方にお答えいただきました。市民のリアルな声を、林文子市長をはじめ、教育委員会や市議会の議員の皆様にも受け止めていただけたらと思います。
●96%が給食実施を望む/かっちゃん(報告)
市民アンケートを通じて、いいねの会の活動に参加しました。仕事を掛け持ちしながら子どもと二人で暮らしています。子どもは10品目以上の食物アレルギーがあり、朝晩の食事にいつも悩んでいます。保育園、小学校では除去食中心の給食を用意していただき、学ぶことも多く大変ありがたいです。給食があることで、まわりのお友だちもアレルギーに関心を持ってくれているのですが、中学に入り理解が得られるのか不安に思い活動に参加しています。市民アンケートの集計結果(速報)について報告します。
私たちは、2月15日から約半年間、市民アンケートを集めました。目的は、多くの市民が中学校給食を求めていることを確認し、その声を林市長、市教育委員会、市議会などに伝えること。また、中学校給食に反対している人の意見も聞いて、どういう給食なら実現できるかを考えることです。
駅前など11カ所で宣伝し、「中学校給食に賛成の人も、反対の人も声をお寄せ下さい」と呼びかけました。3324人から回答があり、96・6%が給食の実施を望んでいることが分かりました。アンケートには様々な書き込みがありました。「家で食べられない嫌いな野菜も、給食なら食べられる」「母が長く入院していたが、給食のおかげで昼食に困ることがなかった」「女性も働くことを推進している社会で給食は不可欠」「お弁当は夏の季節などを傷んでしまい、心配」などです。市民の願い・声に横浜市として真剣に応えてほしいです。
●地産地消を進めて/さっちゃん(発言)
小学生の子どもがいます。私が「いいね!」の会で活動しているのには、二つの理由があります。一つは地産地消を進めることです。
毎日の買い物で、なるべく安心・安全な国産の食材を選びたいと考えています。でも、外国産や冷凍食材の方が安く売られている時は、ついそちらに手が伸びそうになり、悩むこともあります。そんな折、会の活動で、新潟県三条市が地産地消を掲げ、地元のお米や食材を小中学校の給食にとり入れていることを知り、これは生産者と消費者のどちらにもメリットが大きいやり方だなと思いました。
横浜でも中学校給食を実施し、地産地消をすすめることで、県内で最も広い農地面積を生かせると思っています。地元の農家にとっては、安定して農作物を買ってくれる取引先が増え、私たち消費者にとっては生産者の顔が見え、新鮮で安心な食材が利用できるのではないでしょうか。
もう一つは、貧困と格差の問題です。
内閣府が出した『平成26年版子ども・若者白書』には、日本全体で確実に格差が広がっており、子どものいる世帯の6世帯に1世帯が貧困状態にあるという記述があります。横浜市も例外ではありません。周囲の親からも、家にお金がなく、親にも余裕がなくて学校に弁当を持って来られず、昼休みに水だけ飲んで過ごす子がいるという話を聞きました。
中学校給食を導入することで、貧困家庭の子どもにも最低限、1食だけでも栄養バランスがととのった食事を提供でき、福祉の面でも大事な前進になると考えます。
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