引き続き、いいね!の会メンバーの発言を紹介します😉
●給食にして親子の時間作りたい/かおちゃん(発言)
中学3年男子の母です。朝6時半に起き、父親と一緒に朝食と弁当の用意をしています。朝食を一緒に座って食べることができず、家族がバラバラに自分のタイミングで食べ始める、孤食・個食になってしまっています。もっと早く起きれば良いのでしょうが、両親ともフルタイムで働いており、子どもが寝た後に仕事をするなど就寝時間も遅いためなかなか出来ません。
フルタイムで働く親にとって、一番楽しみにしていながら、一番頭を悩ませているのが家族との食事だと思います。内容もコミュニケーションの場としても理想の食事環境がつくれていないと感じるからです。
家庭弁当が会話のきっかけや親に感謝する気持ちにつながるというのは当事者からすれば見当違いな意見で、弁当を作る時間をコミュニケーションの時間にあてて、もっと親子の時間を作りたいと願っています。そして多感な時期だからこそ、弁当格差を気にすることなく、栄養バランスの取れた給食を友人と楽しく食べさせてあげたいです。
配達弁当というのも結局は家庭に負担を押しつけ、格差を見て見ぬ振りすることになると思います。ぜひ全国的にも世界的にも普通である中学校給食を実施させてほしいです。
●「横浜らしい」に違和感/もっち(発言)
3人の子どもの父親です。私は中学校給食を体験していません。ですから中学校給食への関心はありませんでした。中学校給食に関心を持ったのは、3年ほど前。中学校給食の実施を横浜市に求める署名を保育園の友達と集めたことがきっかけです。保育園の知り合いに署名を呼びかけるのは初めてで、とても緊張したのを覚えています。全国8割以上の公立中学校で給食が実施されていると伝えると、多くの人が驚いて一緒に署名を集めてくれました。
私は、横浜市が給食をやらないことを「横浜らしい」と表現していることに違和感を持っています。学校給食法では「地方公共団体は、学校給食の普及と健全な発達を図るように努めなければならない」としています。
「学校給食法にとらわれない」という姿勢は、自治体として正しいのでしょうか。
●お弁当の苦い思い出/あっちゃん(発言)
家庭弁当の良さというところでよく言われるのは、「愛情弁当」とか「親子のコミュニケーション」だと思います。私は、ずっと横浜市民でしたから、「愛情弁当」をいただいた中学校生活でした。でも、それがコミュニケーションになったかは非常に疑問です。私の母は専業主婦でしたが、お弁当を作ることをとても負担に感じていたようでした。お弁当箱を洗い物に出す、出さないなどの些細なことで喧嘩になりました。思春期に、友達に見せるのが恥ずかしい茶色のお弁当を毎日隠して食べていました。苦い思い出です。
我が家は、非常に厳しい経済状態で、経済力の底上げをしたいわけです。でも、子どものためにお弁当にも力を注がなきゃいけない。そう考えただけで、身体も心もバランスを保つのが難しくなるのではないか、と不安です。私はお弁当作りに力を注ぐよりも、思春期の子どもの心に寄り添うために時間を作りたいです。
林市長は、待機児童解消のときには、あっという間に対応されました。中学校給食を実現できるやり方を見つけてくださるのではと保護者は期待しています。ぜひ一緒に踏み出してほしいです。
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