月イチのミーティングで、勉強会を開催しました📖
横浜も雪…?!という冷え込みでしたが、神奈川区の松見集会所では、白とピンクの梅が少し咲いていました🌼
横浜も雪…?!という冷え込みでしたが、神奈川区の松見集会所では、白とピンクの梅が少し咲いていました🌼
全国から先進例を学ぶ
ミーティングでは「安全・安心・食育の充実、出来立てのおいしい中学校給食を実現するための日本共産党の緊急提案」を出している、共産党川崎市議団から事務局の人を講師にお迎えし、これまで視察された自治体の先進例などについて教えてもらいました。
この日教えてもらったのは
以上11の自治体の事例です。
特産物の活用や独自商品の開発まで
高崎市では、学校の調理施設で調理する「自校調理方式」にこだわっていて、群馬県産のお米を使用した「こめっこパン」、市内産の大根やイチゴを使用した献立が紹介されました。
高崎市が自校調理方式を始めたのは「集団赤痢が起きた場合の被害の影響が大きい」のだそう。川崎市では1万5000食分の給食を作るセンター調理場もあるそうで、心配に思いました。
また、給食から「高崎しょうゆ」「高崎ソース」が開発され、名物になっているとのことでした。
栄養士による食教育が充実
自校調理方式で給食をしている高崎市、江戸川区の話を伺うと、栄養士さんが配置されていることから、充実した食育が行われていることがよくわかりました。
江戸川区では、栄養士さんがその日の献立にちなんだメッセージカードを配り、各教室で生徒がその日の献立・産地などを読み上げてから「いただきます」をしているそうです。
当然、どちらも細かいアレルギー対応ができています。
高崎市教育委員会給食担当課長は「調理場整備にお金がかかっても、子どもにとって良い給食を考えれば自校調理にまさるものはありません」とおっしゃっているとのこと。
どこの自治体も、こうした姿勢でのぞんでくれたら嬉しいですね。
メリットある自校調理方式への移行も!
そして、さいたま市、世田谷区、大阪市は、自校調理方式への移行を行っているとのことです!
このことについて、講師の方は、センターではご飯を大量に作らなければならないけれど配送時間がかかるため、調理時間が短くなることが宿命だとの指摘がありました。
このことについて、講師の方は、センターではご飯を大量に作らなければならないけれど配送時間がかかるため、調理時間が短くなることが宿命だとの指摘がありました。
実際にお話を聞いたところでは「栄養士も調理師も、子どもの声や姿が見えず『子どものため』という自覚が薄れてしまう」「過酷な作業に追われた」という意見があったそうです。
さらに、地元経済や農業、雇用の関係をみても、自校調理のメリットがあるとのことで、横浜でも他都市の経験が生かせるんじゃないかと思いました。
その後、「川崎市の中野島中学校(今回自校調理で始まったところ)に行ってみたい」などの意見が出され、会としては、これから、中学校給食を知ってもらえる活動をしていこうとなりました★
2017年1月15日
2017年1月15日
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